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Educe Club Newsのバックナンバー


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 『Educe Club News』【第2号】教育の世界で起きている不思議なこと
                            発行:2011.11.14
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 このメールマガジンは、教育エンジニアリング研究所及びアイボスのサービス
をご利用いただいたことのある皆様、各社が主催・共催したセミナー等にご参加
いただいた皆様、各社の担当者が名刺交換させていただいた皆様にお送りしてい
ます。
 皆様には、今後も継続的にメールマガジンをお送りさせていただきたいと思い
ますので、ぜひご愛読くださいますようお願い申し上げます。
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お手数ですが文末のご案内をご覧ください。

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 皆さん、こんにちは。

 本メールマガジンでは、人材育成や教育研修に関するテーマを中心に、人材育
成・教育研修についての最新トピックス、弊社の提唱する「教えない教育」の理
論や実践方法、教育研修の品質(効果)の測定・評価、OJTの活性化等、人材育
成プロフェッショナルの皆様に、役に立つ情報を配信していきます。

 また、将来的には本メールマガジンをメンバー(読者)相互の情報交換の場と
するとともに、いずれはメンバーがFace to Faceで、これからの人材育成や、教
育研修のあり方や方法等について議論し、助言し合い、相互研鑽するコミュニテ
ィ『Educe Club』に成長させたいとも考えています。

 本メールマガジンは、無料で月1回を目処にお届けしていく予定ですので、
末永くお付き合いいただきますよう、よろしくお願いいたします。

                       『Educe Club News』事務局


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 目 次
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  ■ 『Educe Club News』
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 【1】 教育の世界で起きている不思議なこと(その2)
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 【2】 「指示待ち族」がはびこる企業(NO1)
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 【3】 「学問のすすめ」のすすめ
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  ■ 事務局からのお知らせ
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 【4】 『レッスン・デザイン実践力強化コース』のご案内
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 【1】 教育の世界で起きている不思議なこと(その2)
                教育エンジニアリング研究所 木村 利明
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 教育の世界には、どうにも不思議なことがあります。
 それは、間違いなく学習効果があるとされている教育理論やその方法論が、教
育現場ではさっぱり取り入れられていないことです。
 …と、これは前回とまったく同じ書き出しなのですが、実は、その前回の文末
ですでにタネ明かしをしてしまっています。学習効果があるとされる理論や方法
論が取り入れられないのは、不思議でも何でもなく、教育者や教育関係者が既存
の教育方法に「馴れ切って」しまっているからですよ…と。
 ですから、今回は違うテーマで書くつもりだったのですが、編集長からの「連
載ですよ…」のお達しに従い、同じタイトルで「その2」としました。

 顕著な学習効果を表している実証例として、前回はマイケル・サンデル教授の
「白熱教室」を取り上げましたが、今回は日本人が成し遂げた見事な教育実績を
ご紹介しましょう。

 伝説の98歳灘校教師『すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなる』…“西の
名門”灘校にかつて「伝説の国語教師」がいた。橋本武、御年98歳。文庫本『銀
の匙』(中勘助著)をゆっくりと読む。教科書は一切使わない。そんな前例なき
授業は、生徒の学ぶ力を育み、私立校として初の「東大合格者数日本一」を達成
するに至る。橋本氏の授業を受けた生徒は単に進学実績が向上しただけではない。
芥川賞作家、東京大学総長、日弁連事務総長……“正解”なき実社会を逞しく行
き抜く、数多(あまた)の人材がそこから巣立っていった。
 以上、ネット記事「NEWSポストセブン2011/6/13」からの引用です。

 橋本先生は、灘校で国語を教えることが決まったとき、「普通の授業をやって
いたら、何も頭に残らない。それは、自分の学生時代を振り返っても明らかだ。
生徒の頭に生涯残るテキストで授業をしたい」と思い、思っただけではなく、実
際に自ら教科書(文庫本一冊と手作りのプリント)を作って授業に臨みました。
 彼は生徒に『銀の匙』授業の真意をこう伝えたそうです。
「すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなります。そういうことを私は教えよ
うと思っていません。なんでもいい、少しでも興味をもったことから気持ちを起
こしていって、どんどん自分で掘り下げてほしい。私の授業では、君たちがその
ヒントを見つけてくれればいい…」

 このやり方は、学習モデルでいう「経験学習(Experiential Learning Model)
」そのものです。生徒は、学習するなかで「自らの経験から独自の知見を紡ぎだ
す」ことをしています。そして、知らず知らずのうちに「学び方を学んでいる」
わけです。単に知識を獲得する(覚える)ことを目的としている(世間一般の)
学習行為(これを「学習転移モデル(Learning Transfer Model)」と呼びます)
とは明らかに違う次元の「学び(Learning)」が実現されていますよね。
 だからこそ、結果として「東大合格者数日本一」も達成できたのでしょう。き
っと、橋本先生はそんなことは眼中になかった(目標になどしていない)と推察
しますけれども。

 教育(学習心理学)の世界では、1980年代に大きな転換期がありました。
 これまでの『行動主義(20世紀初頭):記憶はフィードバックと繰り返しが重
要である』や『認知主義(1960年代):知識は構造的に認知される』が見直されて、
『状況主義:学習とは、(記憶することではなく)「知的作業」を遂行する
ときに、他者と協調したり、道具を用いられるようになることである』が提唱さ
れたのです。「経験学習モデル」は、それを背景にしながら1984年にコルブ(教
育学者)の発表したモデルがその原型になっています。
 日本人である橋本先生は、なんと、それより20年以上も前にすでに実践してい
たのですね。…本当に凄いことだと思います。

 それにしても、これだけの(劇的な)学習効果を実証した教育方法を、なぜ未
だに誰も踏襲しないんでしょう?
 今も有名大学進学に血道を上げている高校が数多(あまた)あるというのに…。
「私学だから出来たんだよ」「もう時代が違うから」とか、「指導要領がそうな
っていない」「忙しくて独自のプリントなど作っているヒマはない」など…やら
ない人たちは、やらない理由をたくさん挙げるでしょうね。でも、橋本先生は、
いかに学習者のためになる教育をするか…そのことだけを考え、「やらない」と
か「やれない」などということは少しも考えなかったんだと思います。

 『状況主義』が提唱されて全世界的に「教育見直し」の機運が高まり、日本も
(当時は文部省ですが)その波に乗りました。いわゆる「教育改革」ですね。で
も、どうやら残念なことに(「ゆとり」などという方向へ迷い込んで)暗礁に乗
り上げてしまったようです。…でも、ここで終わってしまっては大変ですよね。
今こそ、まさに真の意味での「教育改革」が必要とされている時代なのではない
でしょうか。…出でよ!第二・第三の橋本先生!!!


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 【2】 「指示待ち族」がはびこる企業(NO1)
                教育エンジニアリング研究所 幸村 英志
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 私は講師稼業に入る前、一応大企業と呼ばれる某電機メーカーに勤務しており
ました。退職後、今までの20数年間の仕事のやり方を振り返って見て、改めて気
付いたことですが、私も含め、大企業という組織の中に長らくいるとその組織の
中でどうしても気付かずに流されてしまう傾向があるようです。所謂「長いもの
に巻かれろ」という意識が芽生え、出来るだけ組織の中で突出しないように「無
難」に仕事をこなそうとする意識を優先していた場面が多々あったような気がし
ます。
 その中で最近顕著に目立ってきたのが「指示待ち族」です。つまり、指示され
たことだけをこなし、極力指示されたこと以外はやらないような人々のことです。
これらの人はあらゆる部署に蔓延していました。勿論「そうでない方」も沢山い
ますが、振り返ってみると「指示待ち族」に侵されている部門・部署が多数あり
ました。

 他の会社でも程度の差はあれ、そういう状況に陥っている、もしくは陥ろうと
している状況ではないかと推察します。ここでは、「指示待ち族」について考察
し(NO1)、私の理論もへったくれもない全くのKKD(勘・経験・度胸)ではあり
ますが、「指示待ち族」を出来るだけなくすようにしてきた経験談を記載したい
と思います(次号のNO2で記載予定)。

≪「指示待ち族」を定義してみる≫

 「指示待ち族」とは指示されたことしかやらない人(≠指示されたこともでき
ない人)と定義できます。例えば、ソフトウェア開発であれば、どう考えても矛
盾している顧客要求仕様書の記述を一切顧客に確認もせず、仕様書記載の通り
(指示された通り)に作ってしまう人のことです。始末に負えないのは、この人
が起こす問題は、そのほとんどが開発工程の最後の方で顕在化するパターンが多
いということです。
 「指示待ち族」を分類してみると、指示されたこと以外のことは全く考えが及
ばない人と、指示された以上のことはやりたがらない人の2種類が存在し、たち
が悪いのは後者です。

≪「指示待ち族」の弊害≫

 「指示待ち族」の一番の弊害は、“指示されたことしか”やらないことです。
日本の工業製品が世界に受け入れられた一つの要因としては「擦り合わせ」によ
る製品の作り込みにあると思います。つまり、古来日本人が持つ相互間の気配り
によって、指示された以上のことを検討し、それらを製品開発に組込むことで世
界に受け入れられるものを作ってきたものと考えます。

 しかし、大量生産時代に導入された欧米のマニュアル文化は書かれてあること
を正確にこなすことを求められるため、書いてある本当の目的を咀嚼するよりも、
マニュアルに書かれてあることだけを守ることが優先され、マニュアル文化は
「指示待ち族」を蔓延させる結果となりました。
 このマニュアル文化の浸透により、指示されたこと、書いてあることだけをや
ればいいという人が増え、マニュアルに書ききれない部分を考慮しなければなら
ないという意識が欠落してきました。
 この意識の欠落が製品開発の場面で起きれば、今まで仕様書に書き切れていな
い部分も「擦り合わせ」を行うことで補完し、製品品質が確保されてきたものが、
「擦り合わせ」による仕様書の補完が行われないために、品質不良が作り込まれ
てしまうという事態が頻発してしまいます。

 また、もう一つの弊害として、こういう時代に育ってきた人の一部が今や立派
な管理職、ひいてはサラリーマン経営者になっていることです。
上司が「指示待ち族」であった場合、その部下はもっと悲惨な状況になります。
「指示待ち族」の人が管理職になった場合、言われたこと・書かれたこと・決め
られたことをどう守るかが目的であり、本来の仕事の目的から外れた部分の枝葉
末節な指摘に終始する傾向があり、仕事の本質とは異なる部分での仕事が増大し、
部下はモチベーションを一気になくしてしまいます。
 このような管理職がいる部署は、いずれ仕事の中身よりも手続きを重視するよ
うになり、所謂「お役所仕事」が顕著になって、大企業病に陥ってしまいます。

次号『「指示待ち族」をなくす私なりのKKDによる新人教育(NO2)』に続く。


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 【3】 「学問のすすめ」のすすめ
                教育エンジニアリング研究所 原田 一敏
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 「学問のすすめ」は、言わずと知れた明治の思想家・教育者である福澤諭吉の
代表的な著書です。もともとは独立した17のテーマからなり、1872年(明治5年)
から1876年(明治9年)までの間に分冊という形で順次出版されました。その後、
1880年(明治13年)に前書きを加え、一冊の本として合本されたものが、現在も
広く普及している最終的な形となっています。

 明治時代の書物ではありますが、極めて平易な文章で、大人から子供まで誰に
でも分かるように書かれています。原本は口語(現代語)ではなく文語で書かれ
ているわけですが、じっくり読めば文語のものでも十分に読解が可能なものとな
っています。内容としては、「学問をするということの意義」、「そもそも学問
とは何なのか」、「公と私の関係はどうあるべきなのか」といったことがテーマ
として掲げられています。テーマだけ見ると、哲学的で難しそうなイメージがあ
るのですが、出版後、小学校の教科書などでも用いられたことからも分かるとお
り、簡潔で、且つユーモラスに書かれています。

 攘夷気分が蔓延した中で攘夷を否定し、民衆に広く親しまれてきた赤穂浪士を
不義だと一刀両断し、それまでの「学問」の主流でもあった漢文や古文について
も、「勉強するのは良いが、こんにちそれほど重要なものでもない」…と、ある
意味、過激な内容となっています。しかし、非常に先進的な内容で、明治という
時代の国民皆学の思想を鼓舞し、明快にその方向性を示しています。同時に、西
洋文明や西洋産の知識を急速に取り入れる必要に迫られていた当時の状況を認め
つつも、「いつまでもこういう学問のやり方を続けると非常に大きな問題になる」
と100年も昔から警鐘を鳴らしてもおり、福澤諭吉の炯眼には恐れ入ってしまい
ます。

 福澤諭吉といえば、「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」と
言ったとされる言葉ばかりが一人歩きをしているようですが、実際には、福澤諭
吉自身がそのように言ったということではありません。あくまで、「天は人の上
に人をつくらず…と、世間でそのようにいわれているが本当にそうだろうか?」
という疑問の投げかけに過ぎません。

 学問のすすめの冒頭はこうなっています。原文のまま引用しますが、若干長く
なりますので、少しだけ端折ります。

――「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人
を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく
<…中略…>。されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、お
ろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、そ
の有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。その次第はなはだ明らかなり。
<…中略…>されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものな
り。――

 文語なので少し読みにくいですが、要約すると、「本来、生まれながらにして
貴賤の差というものはないはずなのに、世間を見てみると賢い人もいれば愚かな
人もいる。その違いはまさに雲泥の差である。この違いはとても明確で、学ぼう
という姿勢があるか否か、ただそれのみである」ということになります。

 特にIT業界では、仕事のできる人とできない人の差が効率にして40倍以上にも
なるという調査結果があるともいわれていますが、これも、決して才能の如何の
差ではありません。仕事の上での教育(人材育成)の仕組みや環境、内容が大き
く関わっています。もっといえば、その根底にある「仕事に向かう気持ち」や、
「仕事や学びへのモチベーション」がもっとも重要となります。仕事や学びのパ
フォーマンスは、当たり前にその動機付けに大きく左右されるのです。ですから、
人材を育成する側としては、知識をいかに効率的に伝達するかといったことや、
効率よく教える方法は何かといったことではなく、どのようにモチベーションを
向上させるかということがポイントになります。

 福澤諭吉は「学問のすすめ」といっても、決して形式的でアカデミックな学問
を推奨したり、闇雲に知識を覚えることを奨励したりしているのではありません。
もっと日常的で実用的な「読み書きそろばん」、そして基本的な道徳と自律精神
を身につけようといっています。そうした中で、「そうした方があなたの人生が
より楽しくなりますよ」という動機付けを行っています。

 学ぶことの普遍的な価値が、「自分自身と所属する組織、社会を豊かにするこ
とにある」と明快に示すとともに、それ自体を学ぶ人の動機付けにしましょうと
しています。

 人材育成のあり方が大きく変わろうとしている今、あらためてご一読されるの
はいかがでしょうか。


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 【4】 事務局からのお知らせ
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 『レッスン・デザイン実践力強化コース』のご案内
 [開催日:2011年12月21日(水)~22日(木)]
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 このコースでは、学習者自身の“気付き”を引き出す“教えない教育”の理論
と実践をベースに、その裏付けとなる教育工学・心理学、ID等の理論や知見、方
法論を折り込みながら、実践的なラーニング・コンテンツの作り込みを通して、
研修講師・社内講師としての研修の設計・開発能力を磨いていただくことができ
ます。

 <詳細はこちら>
 http://www.iboss.co.jp/news/news_110930.html


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 【『Educe Club News』バックナンバー】
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